日帰り旅行選びは体験談を参考に

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日帰り旅行は宿泊せずにいろいろなところを観光でき、その土地のおいしいものを堪能できる旅行として人気が高いです。旅行会社のパックツアーを利用する場合、どんな日帰り旅行ツアーが人気なのか、実際に旅行に出かけた人の体験談を参考にして選ぶ人が少なくありません。

体験談のどんな部分を参考にしてツアーを選んだらいいのか、チェックするポイントを頭の中に入れて体験談を読むと選びやすいでしょう。

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観光地がどんなスポットなのか確認しよう

体験談を見てわかることとして、どの観光地がどんなイメージなのか、具体的に伝わることです。特に季節ごとにみられるものや、イベントの時の状態は出かけた人でなければ分かりません。たとえば山の多い観光地に出かけたとき、「ボートに乗って見る紅葉がとても美しかった」ということや、「山頂からのご来光は幻想的だった」ということは直接目にした人だから書けることです。

どんな観光地なのかわからないときに、出かけた人の意見を参考にするといつ出かけたらいいか決めやすくなるでしょう。ちょっとしたポイントについても具体的に書かれていることが多いため、参考にしやすいといわれています。

たとえば、「牧場は風通しがよく、上着を持って行ったほうがいい」という意見や、「移動が多いため、バスの中で子供が退屈して騒いでしまわないよう、おもちゃを持って行ったほうがいい」といった意見も出かけた人でなければ分かりません。

出かけた人だからこそ書ける意見やアドバイスをチェックすることが、ツアー選びに最適だといわれています。

ツアーでのスタッフの対応はどうなのかわかる

どの旅行会社のツアーを選んだらいいのか迷う時に、スタッフの対応を確認してから出かけたいと思う人も多いでしょう。実際に体験談を参考にすると、スタッフの対応についても具体的に言及されていることが多いです。「足が動きづらい母と出かけたが、移動の時にも温かくフォローしてくれて助かった」という意見や、「アレルギーの娘に対応した食事を出してくれた」という意見は、スタッフの質の良さを伝えるものです。

スタッフの対応が誠実であればあるほど、ツアーに参加したくなると感じる人が多いといいます。特に実際の担当者の名前が記載されている体験談であれば、より信ぴょう性が増すと考えられているため、参考にしやすいです。

旅行会社の人ばかりでなく、バス会社など移動中のスタッフの対応についても、バスツアーに行くかどうか迷っている人に役立つでしょう。「ツアーで利用したバス会社のバスガイドは面白かった」という意見がある場合、そのツアーに参加したくなると感じる人は少なくありません。

ツアー内容だけではなく、ツアーに参加するときにお世話になるスタッフについても相性があるため、スタッフの評判をチェックするためには体験談を見るのが一番です。とくにバス会社だけでなく、参加申し込みの時に対応してくれたスタッフについて書いている場合もあるため、チェックを忘れないようにしましょう。

ネガティブな意見も参考にする

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すべての人が同じツアーでよかったと感じるわけではありません。残念だと感じる部分を体験談としてネットに挙げている人は大勢います。複数の日帰り旅行のパックツアーで迷った場合、良い部分と残念な部分の体験談をチェックし、それぞれの意見を参考にしてツアーを決めたほうがいいでしょう。

特に残念な部分については改善されているか問い合わせてから参加したほうが、快適なツアー旅行を楽しめます。

たとえば、「高速での休憩時間が短く、トイレに行くのも苦労した」という意見は、改善したか確認したほうがいいでしょう。改善されていればトイレ休憩をスムーズにとることができるため、不快な思いをしなくて済むからです。

ツアー内容によっては、相性の良しあしがあるため体験談を読んで参考にしたほうがいいです。「昼食が脂っぽくて胸焼けした」という高齢者の体験談と、「肉が多くてうれしかった」という若い人の体験談が掲載されている場合、若い人向けのツアー内容であるとわかります。

そのため、自分の年代や好みに合った食事を提供するツアーに参加したほうがいいでしょう。同じような観光地を回るのであれば、食事内容から選ぶのもポイントの一つです。

ツアー内容によって必要なアイテムを知る

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日帰り温泉など目的地がはっきりしているツアーの内容を確認する場合、持って行ったほうがいいアイテムを知るために体験談を利用しましょう。「シャンプーやコンディショナーは備え付けのものがある」といった情報や、「浴衣を旅館側が用意してくれるから、旅館内の移動は浴衣で問題ない」といった意見は体験者でなければ分かりません。

また、「タオルは多めに持って行ったほうがいい」や「メイクできるスペースがある」といった意見も、女性にとってとても役立ちますので、何人かの体験を参考にしてください。ただし、ツアー内容によっては「あわただしく温泉に入らなければならず、のんびりできなかった」という意見もあります。

ツアーのタイムスケジュールを確認すると、ある程度滞在時間を確認できるため、出かける前に確認しましょう。滞在時間によっては温泉施設で昼食をとる場合もあります。その場合、食事と温泉と両方を済ませるのに十分と感じられる滞在時間のツアーを選んでください。

距離によって選ぶことも重要

日帰り旅行はバスをはじめとした移動手段に乗っていることが多いといわれていますが、あまりにも遠い場所に移動すると、片道の移動時間だけで疲れる人も多いです。「夫婦2人で出かけたが、バスや電車の乗り換えが多かったので疲れた」という体験談を寄せている人も少なくありません。

移動時間を補って余りある絶景や観光地があれば別ですが、体力を温存して旅行を楽しみたい場合、ある程度移動時間に制限を付けたほうがいいでしょう。一般的に自分が運転せずに移動する時間として疲れない範囲は、連続で2時間から4時間前後と考えられています。

ある程度休憩が入るのであればそれ以上でも問題ありません。自動車で移動できる距離としては100キロメートルから200キロメートル前後が適切です。

そのため、その範囲内で出かけられるツアーであれば日帰り旅行でも疲れにくいと考えられているため、参考にしてください。

程よく疲れずに出かけられるスポットに出かけてリフレッシュすることが、日帰りツアーに参加するポイントといえるでしょう。