ハイキングで日帰り旅行を満喫しよう!幼児と一緒の場合に持っていきたいアイテム8選

旅行者1

日帰り旅行先として遊園地や水族館もいいものですが、たまにはハイキングに繰り出してみませんか。例えば横浜市内から鎌倉市まで抜けることができる有名なハイキングコースに円海山があります。円海山ハイキングコースは10キロ以上の距離がありますが、毎年円海山ハイキングを実施する幼稚園があるほど、意外と幼児はたくましいです。

5キロ以上を想定して、幼児と一緒にハイキングに行く場合に必要な持ち物を8選紹介します。

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愛情補給もかなうお弁当

ハイキングにおいて、まず外せないのは食料です。感覚的なものかもしれませんが「疲れてきたな」と思う前に糖分や塩分を補給することを意識することで、子どもは最後まで歩きぬくことができることが多い気がします。また、愛情たっぷりの手作りのお弁当は、見るだけでもパワーがみなぎってきますね。

とはいえ、早起きをしてこだわりのお弁当を作ることに熱を上げ、そこで体力を消耗してしまっては元も子もありません。お弁当箱にきっちり詰めたものでなくても、おにぎり2つをアルミホイルに包み、バナナやウインナーを添えるだけでも十分です。

むしろ、お弁当箱に詰めてしまうと、持ち帰るときにもかさばってしまうため、おにぎりをアルミホイルに包んで持って行ったほうが便利なこともあります。

水分は多めに用意

天候にもよりますが、ハイキングでは汗をたっぷりかくためその分しっかりと水分を補給しなくてはなりません。健康な状態でのハイキングであれば、持っていく飲み物はスポーツ飲料ではなく、お茶のほうがさっぱりとして後から喉も乾きにくくなるためオススメです。

そして1リットル用の水筒にお茶を入れておくよりも、500ミリリットルのペットボトルを2つ用意したほうが使いやすいです。

また左右にポケットがついているリュックを使っている場合は、両方のポケットにペットボトルを入れることでリュックの重心のバランスがとれ、疲れにくさにつながります。家を出る前にママやパパに余裕があれば、温かいコーヒーなどをミニサイズの水筒にいれて持っていくのもほっこりできていいですよ。

特に寒い季節のハイキング中に温かいコーヒーを飲むと、体にしみわたります。スポーツ飲料は安心材料ではあるので、ゼリー状ものなどは持っておいていいかもしれません。

虫よけ対策ができるもの

ハイキングはビルに囲まれた大都会で楽しむものではなく、大自然の中で楽しむものです。

そのため、ハイキング中に蛇に出会ったり、見かけたことのないような大きな蚊にさされたりといったことも起こります。

大きな蚊に刺されてしまうと本当にかゆいですし、大人でも気になってしまい、しまいには「ハイキングどころじゃない」と一気に気分がさがってしまうこともあります。そこで、極力リスクを減らすために虫よけグッズとして販売されている、なんらかのアイテムは持って行ったほうがよいでしょう。

夏場のハイキングであれば、UVカット効果のある長袖のパーカーを羽織ることでも、虫よけの対策となるでしょう。幼児は夏場でも長ズボンを着用し、虫よけ対策を行います。

滑り止め加工がしっかりしている軍手

幼児には必ず軍手をつけさせます。初心者向けのハイキングコースでも、岩を伝って登らないといけないところなどもあるため、素手では危険が伴います。ちなみに子ども用軍手は100均で購入することをおすすめします。

子どもの手のサイズ別にSSからLまで売られていますし、メーカーによってもサイズの規格が異なっているため、ぴったりサイズの軍手が見つけやすいのです。そして購入する際にとても重要なポイントがあります。軍手は裏に滑り止め加工がしてあるものを選びます。

滑り止めがあるのとないのでは、岩山などの登りやすさがかなり異なるため、子どものけがを未然に防ぐという意味でも滑り止め加工された軍手がよいでしょう。

ハイキングのマナーでもある非常用トイレ

ハイキングコースの入り口などにはトイレが設置されていますが、道の途中にバランスよくトイレが設置されているわけではありません。幼児の場合、トイレにいっておいても「トイレに行きたい」ということはよくあることです。

「非常用のトイレもあるよ」と伝えてあげるだけでも子どもの安心につながり、逆にトイレの間隔があいてくることもあります。実際に非常用トイレを使う、使わないは別として、持って行ったほうがよいでしょう。非常用トイレは袋タイプになっており袋の中に吸水性ポリマーなどをセットして使いますが、急な嘔吐のときなどにも使えます。

袋の口を二重に縛れば臭いは全く気にならないと言ってもよいでしょう。ハイキングに限定せず、幼児と一緒に出掛ける時は小さく折りたたんでバックに入れておくと便利です。

幼児は必須のお着換えセット

大人であれば体温調節のために薄手のパーカーなどがあれば十分ですが、子どもの場合は着替えを多めにもっていきます。子どもは大人よりも汗っかきのため、気が付いたら汗だくになっていることもあります。お弁当やおやつで休憩をする際に、あまりにも汗をかいているようであれば、休憩に入る前に着替えをさせたほうが体は冷えにくいです。

トイレの失敗や、お茶をこぼすなどのアクシデントも予想されることから、着替えは最低でも1組、できれば2組持っていったほうが安心です。

軽めのシューズ

ハイキングのコースはぬかるんだ道を進まなくてはならないこともあり、履いていたシューズが泥だらけになってしまうことがあります。また小さな沢を何度かわたっているうちに、間違って沢に足まで突っ込んでしまうこともあります。

大人であればスペアのシューズはなくてもさほど問題はありませんが、幼児の場合は念のためシューズも入れておくとベターです。しかしリュックにシューズを入れてしまうとかさばりますし、重たくもなります。そのため、スペアとしては上履きのような軽くて折り曲げても差し支えないようなシューズを持っていくことをおすすめします。

突然の雨を想定してのレインウエア

山の天気は変わりやすく、家で見ていた天気予報と当日の山の天気が大きく異なることもあります。「大丈夫」と思っていても、レインウエアはもってくべきアイテムです。幼児のレインウエアにはコートタイプやポンチョタイプのものなどがありますが、ハイキングのために用意するなら、セパレートタイプが使いやすいです。

雨の日は道が滑りやすく、コートタイプのものを着用していては、岩壁などは登りにくいことは想像できると思います。すぐに着られるのはポンチョタイプなのですが、大雨が降ってしまった場合は全身がずぶぬれになるため、やはりセパレートタイプのレインウエアをひとつ持っておくとよいでしょう。